猫を家族に迎えた話

我が家には猫がいる。今年の2月にお迎えして、一緒に暮らし始めてまもなく半年が経つ。ここまで長いようであっという間だったな。

お迎えした理由については、面白くも何ともない上に長くなるのでここでは割愛します。3月に銀座で一緒にパンケーキを食べた友達にだけは全部を話しました。パンケーキめちゃくちゃ美味しかったから、近いうちにまた行きたいです。


「そうだ、にゃんこをお迎えしよう」と決めたのが今年のお正月。その翌週に保護猫団体が主催する譲渡会に足を運んでみました。ちなみに、いろんな意見があると思うけど、私は生き物を商品として販売するペットショップに抵抗があり(気を害す人がいたらごめんなさい)、お迎えする猫は保護猫一択でした。 

 譲渡会に参加してた猫ちゃんはみんな可愛かったし、保護主さんも親切な方ばかりだったけど、そこではびびっとくる子には出会うことができず、その日から数日は都内で開催される譲渡会をネットで調べ続けました。

譲渡会っていろんな場所で頻繁にやってるんですよね。譲渡会に参加する猫の写真と情報を載せてる団体もあって、すごく参考になりました。 


 そして、運命の時がやって来ました。
「近場でやってないかなー」といつも通り譲渡会を調べてたら、電車で一本で行ける場所でその日の週末に開催される譲渡会を発見。参加する猫の一覧をスクロールして目に入った猫にきた。びびっときた。
淡いグレーのトラ柄のマイケル君(当時7ヶ月)。かわいい!!!詳細情報に書かれていた<ビビりな蚤の心臓の持ち主>という性格に庇護欲も搔き立てられ、早速週末に譲渡会に行きました。


 「いた!!!!蚤の心臓のマイケル!!!!」
慣れない場所と知らない人達に怖がってるのか、ケージの中で丸くなってるから全体像はよく分からないけど、想像してたより大きい…。
保護主さんは70代前半のマダムだった。マイケルが保護された経緯や性格とそれを加味した上での飼い方のポイントをお聞きして、こちらからは我が家のライフスタイルや家の間取り等もお伝えした。前回の譲渡会ではここまでがっつり保護主さんとお話しはしなかったけど、多分これがデフォルトのやり取りなのだと思う。
『I LOVE みんなのどうぶつ園』でも保護猫の譲渡会でサンシャイン池崎さんが、同じように里親候補の人達に質問してました。


 「じゃあ、(里親の)申し込みますか?」と聞かれた流れで申込書を記入。
保護主さんが里親を選定するのでしばらく待つように言われ、会場近くの本屋さんで待機。ドキドキしながら待つこと30分くらい。スマホに電話が入り「マイケルをお願いしたいと思います」とお返事をいただきました。その後は当日に里親の説明会に参加し、お迎えまでに必要な物を即日で揃えました。我ながら仕事が速い。

譲渡会から1週間後。保護主さんがマイケルを連れて家に来訪された。キャリーに入ったマイケルをケージに移してもらった瞬間に「ウ゛ゥゥ~」と唸り出すので、先行きがとても不安になりました。

でもトライアル(里親に正式決定するまでのお試し期間。この団体の場合は1週間だった)4日目を過ぎるとケージの中でおもちゃで遊んだり、触らせてくれたりして少し安心。 


 ちなみに、保護主さんからのアドバイスで、お迎えして1週間はケージから出しませんでした。ケージ=自分の部屋=安全な場所だと認識してもらうために必要なことなのだそう。いきなり解放してしまうと我が家の場合、テレビ台やソファーの下に居着いて家庭内野良化してしまう恐れがあるらしいです。
 でもマイケルの場合、1週間が経ってケージから解放しても常にソファの下だしイカ耳状態でした。また不安になりました。それでも根気強くおもちゃで気を引いて一緒に遊んだり、おやつをあげたり、様子を窺いながら構っているうちにマイケルも慣れて、寄って来てくれるようになりました。

 ここまでケージから出して5日、お迎えして2週間。そこまで時間はかかってないけど、仕事の合間とか夜とか時間がある時はわりと頑張って構いました。

実は猫を飼うのは2回目。しかし、先代猫は少し特殊な飼い方をしていて、今みたいにひとつ屋根の下で一緒に暮らしてなかったし、私より10歳近く年上のまさに猫先輩でした。
先輩が虹の橋を渡ったのは、私が小学校高学年の頃だった気がします。 つまりお世話はほぼ関与しておらず、ビギナークラスの猫飼なのです。

今日まで半年間はネットで調べたり、猫の情報雑誌を買って読んだり、これからも試行錯誤の連続だと思います。トイレと猫砂の選び方は本当に重要。おもちゃも何個も失敗しました。
 このブログでは猫関係については自分用にログとして、そしてこれから猫を飼う方の軽ーい参考までに記録を残せたらいいなーと思います。そのうち猫グッズの紹介と感想とか書きたい。気が向いたらぜひよろしくお願いします。